短大入学

ついに短大生。私の実家からは車で50分ぐらい。友達が出来るためにってこともあって女子寮に入った。

学年190人ぐらい居たけど、ほとんどの授業が半分に分かれるので、すぐに同じにおいのする友達が出来た(笑)

短大なので、授業はビッシリだったけどそれなりに楽しく行けてた。

…と、思ってたのは一瞬で、苦手な先生が現れた。

思ってること掴めなくて、提出物は全員がちょいちょい直される。その人によって思うことは違う。そんな色んな角度からの答えがあってもいい問題も、先生の思ってることを完璧に当てないとチェックが入って返ってくる。

いや、これもアリじゃん？って毎回思ってて、静かに私の心を蝕んでいく。

1年の夏休み。短大の長期休みは実習が入っていて、全然休みではない。

幼稚園実習。私には合わないってことに気づいた。他人の子を育てる責任感。子どもの親の目。毎日の提出物。色んな重圧に負けて、夏休みが明けた頃に帯状疱疹という病気になった。

必修科目は3回休んだら補習ってぐらいカリキュラムが詰め込まれてて、追いつけなくなった私は、幼稚園教諭の資格は諦めて、保育士だけの授業を受けることにした。

そして2年になる時には、幼稚園よりも保育園よりも知的障害者施設が私に合ってるってことに気付いた。